1か月以上、間が空いてしまいましたが前回の続きです。
小高進学塾のホームページにないもの、それは「志望校合格率」です。
もちろん掲載できないほど合格率が低い、という訳ではありません。
未来永劫、合格率が100%ということはありえませんからね・・・
塾前道路に向かっての掲示物やホームページでの「〇年連続合格率100%!」というアピールは、いつか途切れるときが来ます。
私は、残念ながら悔しい結果に終わった元塾生が、偶然塾の前を通ったり「小高元気かな」とホームページを見てくれたりしたときに、
「100%に足らない〇%って自分なんだよな」
「連続合格率100%を止めたのは自分なんだよな」
と思って欲しくないのです。
残念な結果になってしまった場合、私はその生徒に「・・をしておけばよかった、とか何か後悔はあるか?」と問いかけることが多いです。生徒からはもれなく「後悔はないです。やり切りました。」という回答が返ってきます。(今まで100%です)
その返事を受けて「なら、胸を張れ。あなたの努力は私が保証するから。」と私は生徒を高校生活へと送り出します。
「胸を張れ」と言ったのですから、その生徒を悲しませる(可能性がある)ことはしたくないのです。
念のために書きますが、これはあくまでも私の考え方であって、他塾さんを批判しているつもりは全くありません。
「勉強の仕方を教える」とか、塾に求められていることは色々ありますが、最終目標は「志望校合格」というのがほとんどのケースです。これに対してどれだけの実績を持っているか、ということは対外的に公表した方が塾探しをされている方からすれば好ましいと言えます。かくいう私も前職では合格率を公表していましたしね。このあたりは、独立して授業や進路指導の全てを一人でこなすようになり生徒への思い入れがより強くなったというか、年を取って情にもろくなったというか、私自身の心境の変化によるところが大きいです。
最後に塾探しをされている方に向けてこんな数字を公表します。
小高進学塾では「成績不振に起因する退塾者」が3年5か月の間0名です!