冬期や春期の短期講習について

小高進学塾では、冬期や春期の短期講習で「勉強会」スタイルを導入しています。(中3生の冬期講習は「1日5教科授業+授業後プリント演習」で入試対策をいたします)

 

今日は、春期講習の募集も兼ねて、この「勉強会」スタイルについてご説明します。

 

部活動もある中1・2年生は講習時間を夜に設定せざるを得ません。おそらくどの塾でも1日の授業時間は約3時間、講習日数は10日程度になると思います。のべ30時間、1教科あたりでは6時間です。これは、残念ながら既習事項の総復習をするには厳しい時間数です。例えば中2数学の冬期講習カリキュラムは、①文字式  ②連立方程式 ③連立方程式の文章題 ④一次関数の基礎 ⑤一次関数の応用 ⑥図形  のようなものになると思いますが、これではどうしても広く浅くの内容になってしまいます。

 

そこで、小高進学塾では、学校定期テストの誤答分析をしたり、ご希望を伺ったりして、生徒一人ひとりに講習内容を設定いたします。「図形の証明特訓をしたい」「歴史が苦手なので、もう1回通史を勉強したい」というリクエストにお応えすることが可能です。

 

ただし、完全マンツーマンではなく、最大5人までのグループ指導になります。ですので「個別指導」と区別するためにこの学習スタイルを「勉強会」と呼んでいます。

 

とは言っても、開塾して間もなく、生徒数も少ない今なら、限りなくマンツーマンでの対応が可能です! 是非ご検討ください。

 

 

期末テストの結果

11月25・26日実施の期末テストの結果が返ってきました。

 

まだ生徒数が少ないので、個人情報保護の観点から詳細は書きませんが、中間テストから大幅アップです!

 

と言っても、何か特別なことをした訳ではありません。入塾前の勉強法からの改善点は、たった2つです。(色ペンの使い方等の細かいアドバイスは除いて)

①学校のワークで分からなかった問題、間違えた問題をきちんとケアしたこと

②塾のワークや予想問題を使って演習回数を増やしたこと

 

やるべきことをきちんとやれば、成績は上がります。特別なことは必要ありません。まさに「学問に王道なし」なのです。

 

ところで、大網中で採用している理社のワークは、別冊の解答用紙が付属していて、同じ問題を2回解けるようになっている優れものです。もしかすると「塾のワーク(プリント)>学校のワーク」のように考えている人もいるかもしれませんが、決してそんなことはありませんよ。まずは、学校の提出物をきちんとやりましょう。成績向上の第一歩です。

 

 

テスト勉強会

11月15日(日)のテスト勉強会に、外部から1名の参加がありました。

 

小高進学塾では、学校のワーク(提出物)をきちんと仕上げることからテスト対策を始めます。予想問題はテスト勉強の総まとめとして最後に取り組みます。提出物が終わらなければ、予想問題は渡しません。

 

やるべきこと(提出物)をきちんとやらずに、予想問題に頼るという安易な勉強スタイルを身につけて欲しくないからです。塾の仕事の最優先事項は「志望校合格」ですが、私は「合格後の高校生活」も意識して中学生に接しています。「志望校には受かったけれど、高校進学後は成績が低迷してしまった」なんて話を卒塾生から聞きたくないですからね。だからこそ、きちんとした学習習慣を中学校生活を通じて身につけさせたいと思うのです。

 

さて、テスト勉強会に参加してくれた外部生ですが、素晴らしいことに、自力できちんと提出物を進めてありました。ただ、間違えた問題を答えの写しで処理していたので、間違い直しの仕方をアドバイスするとともに解説を1問1問していきました。

 

模範解答(解説)は読んで理解するためのもので、写すものではありません。解説を読んで理解したら、もう一度自力でその問題にチャレンジすべきです。時間はかかりますが、成績アップのためには必要不可欠なことです。(解説を読んでも理解できないときは先生に質問しましょう) ちなみに、小高進学塾では毎週の宿題を通じて、このような勉強の仕方を習得させていきます。解答の丸写しは宿題として認めていません。授業後にやり直しとなります。

 

話を外部生に戻しますが、提出物チェックが終わった後は、英語が苦手とのことだったので、テスト範囲の文法解説と本文読解を授業形式でしていきました。

 

以上で、約4時間のテスト勉強会となりました。テスト、頑張ってくださいね!

 

 

久々の更新となってしまいました・・・

気が付けば、前回の更新から1ヵ月以上経ってしまいました。

 

完全に言い訳ですが、この1ヵ月、空いた時間はひたすら全国公立高校入試の出題漢字をエクセルに打ち込んでいました。平成10年度から27年度までの18年分、読み書き合わせて約7000語になりました。

 

小高進学塾では、曜日や時間帯を決めて授業を行うのは英数だけですが、定期テスト対策や受験対策ではもちろん5教科の対応をしています。この漢字の打ち込み作業も、「入試対策として出題頻度に即した漢字テストを作る」ために行いました。市販の漢字ドリルを信用していない訳ではありませんが、エクセルに打ち込めば、具体的な出題回数などの分析ができますからね。ただ単に「入試頻出だから覚えるように」と言うより、「これは過去10年で〇回出題されている頻出漢字だぞ」なんてデータを基に伝えることができれば、生徒の食いつきも違うはずです。

 

まだ完全に終わってはいませんが(意味・類義語・対義語のまとめが終わってない…)、だいぶ形にはなってきたので、また今日からブログを更新していこうと思います。

 

 

時間割

10月28日(水)に小学生の算数のお問い合わせをいただきました。

 

残念なことに部活動のために授業に間に合わないとのこと。多少の遅刻であれば授業後にフォローできますよ、とお伝えしましたが…

 

小学生の授業は5時からにしてあるのですが、最近は小学生も部活動で忙しいんですね…

 

ちなみに時間割は中学生の帰宅時間から逆算して設定しました。

 

「10:00には帰宅して欲しい→塾を出るのは9:30→授業後に質問対応や宿題直し等をしたいので授業終了は9:00→授業開始は7:00」という感じです。

 

そうすると小学生は「5:00~6:20で授業、6:20~6:50が質問対応や宿題直し」となるんです。

 

県の青少年育成条例では夜間の外出禁止は11時以降となっているので、もう少し授業時間は遅らせることができそうです。でも、自転車で帰宅する生徒の安全や、翌日の学校授業への影響を考えると簡単には決められません。

 

結論ですが、現在は学校が冬時間なので塾の時間割はこのままとします。ただ、来年の4月以降はこの問題が顕著になりそうなので、時間割変更を検討します。塾も学校と同じように夏時間と冬時間を設定するのも一つの案ですね。

 

 

プロジェクターを購入しました!

10月28日(水)に念願のプロジェクターを購入しました!

 

9月10日(木)の安河内先生の英語教育に関する講演を聞いて以来、ずっと欲しかったのですが、生徒さんの入塾に合わせてついに導入することにしました。

 

小高進学塾では、プロジェクターを使って板書量を減らして、その分を生徒の考える時間や音読する時間に充てるアクティブラーニング型の授業を実践していきます!

 

ところで、購入先は某家電量販店なのですが、何回やっても値引き交渉は好きになれません。同じ日に同じ商品を同じ場所で買うのに、購入者によって支払金額が異なるというのはどうにも腑に落ちないのです。今回は決して安い買い物ではなかったので、ちょっと頑張ってみましたが…(延長保証を無料にしてもらいました) 昔は値引き交渉なんて、秋葉原の電気街だけでしたよね。メーカー希望小売価格があった頃が懐かしいです。

 

 

お問い合わせ&体験授業

10月24日(土)に初の体験授業を実施しました!

 

この体験授業は、大網中のエリア外の組合加盟塾から「大網中在籍なら近くに新しい塾ができたので、そこはどうですか?」と小高進学塾をご紹介いただいたことがきっかけです。U先生、ありがとうございました!

 

体験授業の内容は不定詞について。普段なら音読指導をメインに授業を進めるところですが、今回はご要望に合わせて文法中心で授業を行いました。

 

I like to play soccer.

playは動詞ですが、to playで「すること」となるので「名詞的用法」と呼ばれますね。

 

でも、私はこれだけでは説明として不十分だと思うんです。「名詞」=「物の名前」と教わった中学生が、「すること」を「名詞」と判断できるだろうか、と少し心配なのです。

 

ですから、私はここで “名詞とは何か” ということをシンプルに教えます。名詞とは「主語になるもの」です。もっと分かりやすく言うと「“は” や “が” がついて文の先頭にくるもの」です。

 

「遊ぶは楽しい」は日本語として変ですよね。でも、「遊ぶことは楽しい」ならどうでしょうか。きちんと意味の通る日本語になりましたね。つまり、「遊ぶこと」は後ろに “は” という助詞を伴って主語になった訳です。主語になったということは、名詞になったということです。だから「すること」は「名詞」なんだよ、と説明できます。

 

「こと」=「名詞的用法」、「ために」=「副詞的用法」、「ための/べき」=「形容詞的用法」とキーワードを徹底して覚えさせるというのも指導法の一つですが、私はなるべく丁寧に説明をして、生徒の「なるほど!」を大切にしていきたいと思っています。ただ「覚えろ」では勉強がつまらなくなってしまいますからね。

 

さて、体験授業の結果ですが、無事に入塾していただけることになりました。小高進学塾の記念すべき初塾生です。これから一緒に頑張っていきましょう!

 

 

塾の役割

本日3回目の投稿です。

 

1つ記事を書くのに1時間かかっています… 一体いつになったら3ヵ月分のことをアップし終えるのでしょうか… 頑張ります。

 

今回のテーマは「生徒の成績向上における塾の役割」です。

 

塾に通っているというだけでは、なかなか成績は向上しません。なぜなら塾にいる時間は学校にいる時間や家にいる時間よりも短いからです。

 

3つの噛み合っている歯車を想像してください。1つは「学校」の歯車、1つは「家」の歯車、最後が「塾」の歯車です。ここでのポイントは歯車の大きさです。時間という概念で考えれば、その大きさは「学校」5、「家」4、「塾」1くらいではないでしょうか。

 

さて、この3つの歯車を回すにはモーターが必要となりますが、そのモーターは「塾」の歯車についているとイメージしてください。私はこのモーターこそが「塾の役割」だと思います。

 

学校の歯車が回ることは、学校の授業の理解がより深まることであり、家の歯車が回ることは、宿題管理などを通じて家庭学習の習慣ができることです。それらを上手く機能させ、生徒の成績向上を果たすことが塾の役割であると私は考えます。

 

小高進学塾は小さいけれどもパワフルなモーターを目指します。

 

 

小高進学塾について②

本日2回目の投稿です。

 

テーマは「小高進学塾について②」

 

「普通の塾」以外で私が目指しているのは「進化し続ける塾」ということです。

 

私は高校生の頃からF1のファンで、もう20年以上も全戦録画保存をしているのですが、このF1という技術競争の世界では「現状維持=相対的な後退」になるのです。しかも一度後退し始めると、スポンサー離れによる予算削減も余儀なくされ、復活するのに何年もかかります。復活することなくチームが解散することもあります。16歳ぐらいからそのような世界を見続けている私の中には「現状維持では駄目なんだ」という職業意識が強くあります。

 

何年のキャリアがあろうとも、自分の授業を「完成形」とか思い上がるつもりは全くありません。生徒のために、より良いものがあればどんどん取り入れて、日々改善・進化を図っていきます。

 

念のため書いておきますが、何でも新しいものに飛びつくのとは違いますよ。自分で言うのも何ですが、私は納得するまでとことん吟味・追求する人間なので、営業の方泣かせのタイプだと思います。本当に良いと思ったものしか導入はしません。生徒を実験に使うのは嫌ですから。

 

小高進学塾は進化し続ける塾です。

 

 

小高進学塾について①

はじめまして。平成27年9月1日に大網白里市で開塾しました小高進学塾の小高です。

 

ホームページは開塾と同時に開設したのですが、ブログの設定がなかなかできずに早3ヵ月が経ってしまいました…。こういうのは苦手分野なのです。結局、ホームページを丸ごと作り直しました。

 

今日から頑張って、3ヵ月の記憶をさかのぼりながらブログをアップしていきます。

 

さて、初ブログは塾のことについて。

 

理想とする塾の姿は頭の中では出来上がっているのですが、これをどのようにアピールするか悩みました。このあたりは経営者としてのセンスが問われるところなのでしょうが、実はこれもまた苦手分野だったりします。

 

最終的に出した結論は「小高進学塾は普通の塾である」ということ。

 

塾として、分かりやすい授業の提供をすること、生徒の成績向上のために最大限の努力をすること、きめの細かい進路指導をすること等は、当たり前のことです。また、成績を向上させるための取り組みには、小テストの実施や宿題管理、定期テスト対策などがありますが、これも私は塾としてやって当然のことと思う訳です。この取り組みをシステム化して「〇〇システム」などと銘打てばいいのかもしれませんが、私は恥ずかしくてできません… 別に他塾さんの批判をしているつもりはありません。むしろ塾経営者として失格なのは私の方だと思います。でも、やはり恥ずかしいのです。ただのパンチをローリングなんたらかんたらパーンチとか言っちゃうミスターサタンをイメージしてしまうのです。(分からない方、気にしないでください)

 

「生徒や保護者の方から期待されること」をきちんと実行することは、塾として「普通のこと」だと思います。

 

小高進学塾は普通の塾です。