塾の入り口のプランターに差してあったミッキーとプルートです。
両方とも鼻を折られています。
プルートの鼻は見つけることができましたが、ミッキーのは発見できませんでした。
怒り、悲しみ、哀れみが私の中で渦巻いています。
やるべきことがたくさんあるのに、仕事に集中できません。
「盗まれるかな」という心配はちょっとしていたのですが、まさか破壊されるとは…
一体、どういう育ち方・生き方をすれば、こういうことが平気でできてしまう人間になるのでしょうか…
大網白里市の少人数制集団授業型の進学塾
TEL.0475-72-3111
〒299-3251 千葉県大網白里市大網33-8 サンモア2号室
4月15日(金)に千葉学習塾協同組合の定例研修会に参加してきました。
テーマは「生き残る塾として、今すべきこと」
全国大手塾の取り組み事例の紹介だったので、開塾したばかりの小高進学塾に直結するようなお話はありませんでしたが、いろいろと興味深い内容でした。
その中で気になったのは、大手進学塾の多くが導入しているという「映像授業」です。私は、映像授業をメインとする塾のあり方には否定的です。なぜなら、授業は一期一会のものだと考えるからです。
私は、常に生徒の理解度を伺いながら授業を進めます。生徒の表情に気になるところがあれば、発問をしたり、演習の様子を丁寧に観察したりします。そして復習が必要と判断した場合は、前回授業の内容や、ときには前学年内容の復習を授業に差し込みます。
ですから、毎回ではありませんが、同じ単元でも去年の授業と今年の授業は細部が異なったものになりますし、同じ問題でもAさんへの解説とBさんへの解説はやはり微妙に違うものになります。その意味で授業は一期一会だと思うのです。
こういうことが可能なのは、生の授業だからです。
もう一点、気になるのが演習後の解説についてです。タブレットなどを利用して「タップひとつで分かりやすい解説がいつでも聞ける」ということが売り文句であり、魅力だと思うのですが、これは生徒が自らの力で問題解決を図ろうとする機会を失わせることにもなる諸刃の剣だと思います。
私は、宿題で間違えたら必ず見直しをするよう指導しています。授業でやったことを宿題としている訳ですから、授業内容を復習すれば基本的には自力で解決できるはずだからです。
また、数学では見直しをしてみたら単なる計算ミスだった、ということもあるはずです。大事なのは、自分のミスに「自ら気づく」ことです。こういう経験がテストでの見直しに生かされるのだと思います。
もちろん、これらはタブレット端末での解説視聴に比べ、はるかに時間がかかる作業です。しかし、時間をかけたからこそ記憶に残るというメリットがあるのです。
タブレット等での学習は、いつでもどこでも手軽に解説を聞ける反面、安易にそれに頼るような使い方をすると、「自力で復習する機会」や「見直しの仕方を習得するチャンス」が奪われてしまいます。
映像授業は、テスト勉強会で同時に複数の質問が出たときや、どうしても定期的な通塾が難しい生徒さんをお預かりしたときなどの限られた場面でサブ的に利用するのは「あり」だと思いますが、これをメインで塾運営をするつもりは私にはありません。
私の考えは古いのかなぁ、と考えさせられた研修会でした。
午前中から千葉学習塾協同組合の船橋事務局に行ってきました。委員を務めている公立中高委員会に参加するためです。
千葉学習塾協同組合では、毎年「公立高校進学相談会」を主催していますが、その企画や運営をする組織が公立中高委員会となります。今日は今年度初の委員会だったので、高校へ送付する文書や昨年度の反省点等の確認作業をしてきました。受験生や保護者の方にとって有益なイベントとなるよう今年も頑張ります!
今年の「公立高校進学相談会」は9/25(日)に千葉市生涯学習センターにて実施予定です。
「保育園落ちた日本死ね!」のブログについてですが、一部の政治家の方たちの初期対応は残念と言う他ありません。「落書きである」や「誰が書いたのか分からない」との理由で相手にしなかった方たちのことです。
「二条河原の落書(らくしょ)」というものがあります。「此頃都ニハヤル物 夜討 強盗 謀(にせ)綸旨」(綸旨…天皇の意を受けた公文書)で始まる、建武の新政における政治の混乱を書いた作者不明の落書きです(そもそも「落書き」の語源は「落書」と言われています)。
「白河の清きに魚も住みかねて もとの濁りの田沼恋ひしき」 これは、松平定信の寛政の改革を批判した落首です。落首とは主に世相を風刺した狂歌を匿名で公開する表現技法(歌の形の落書)のことです。
これらの作者不詳の落書きは、当時の様子をうかがい知ることのできる資料としていまや教科書にも掲載されています。
あのブログが落書きに相当するという認識を否定はしません。言葉づかい等、感情的に書かれており、推敲を重ねた文章ではなさそうだからです。
しかし、その落書きに多くの賛同者が出たことを、政治家の方たちには重く受け止めて欲しかったと思います。歴史上の作者不詳の落書きが現代に残っているのは、これらが人々の賛同を得て、写本されたからです。政治に関わる身であるなら、「作者不詳の落書き」ということよりも「多くの賛同者がいる」ということを、重要視すべきだったのではないでしょうか。
夏には参議院議員選挙が行われますが、有権者の一人として、一般市民の声をすくい上げてくれるような方に一票を投じたいと思います。
ふと気がつけば3ヵ月近く休んでなかったので、今日は久しぶりに1日ゆっくりしようかとも思ったのですが、入塾パンフレットとオリジナル進学資料の在庫が少ないことを思い出し、塾に来て増刷をしました。
以前、小高進学塾について①の記事で、「塾として当たり前のことをきちんと実行する塾」、つまり小高進学塾は「普通の塾」ということを書いたのですが、さすがに入塾パンフレットに「普通の塾」とは書いていません。(書いた方がインパクトあるかな、と思ったりもしますが、その勇気はありません)
パンフレットの表紙には「指導力と進路指導に自信あり」と載せてあります。
「指導力」は授業の分かりやすさです。これについては謙虚さに欠ける気がして少しためらいがあったのですが、前職や前々職での生徒アンケートの結果から多少は自信を持ってもいのかな、ということで思い切って載せました。
ちなみに、数学に限って言えば変な自信(?)があります。過去に何人もの生徒に言われたことなのですが、私の授業は学校の授業と比べて異質なのだそうです。(もちろんいい意味で) おそらく、私が文系であることが原因だと思います。私は数学が苦手で、中3の夏まで文字式計算と方程式の区別がついていませんでした。変数についても理解していませんでした。私自身が数学に苦しんだからこそ、教科書に載っていないような細かいところや意外なところの説明ができているのだと思います。例えば、「なぜ数学ではxを用いるのか」「なぜ自然数はnと表されるのか」「なぜこの部分でかっこが必要となるのか」というようなことです。
もう一つの「進路指導」については、胸を張って自信ありと言えます。近隣私立高校の説明会や、公立高校入試相談会のようなイベントには全て参加しているからです。公立高校のパンフレットがこれほど揃っている塾はあまりないと思いますよ。私は、偏差値や合格最低点はもちろんのことですが、何よりその子に合った高校を紹介してあげられるような進路指導を心がけています。
↑ 一部ですが、机に並べて写真を撮ってみました。たしか、昨年パンフレットを入手できなかった近隣公立高校は土気高校だけだったはずです。
ということで、大網白里市の小高進学塾を宜しくお願いいたします。体験授業のお申込みだけでなく、進路のご相談なども大歓迎です。
ありがたいことに、新規のお問い合わせが7件もありました。入学式後にお友達同士で塾めぐりをされた方が多かったのですね。こんな小さな塾を見つけていただいて感謝です。
授業で使うテキストやプリントの紹介、プロジェクターを活用した授業の進め方、その他ちょっとした高校入試情報等のご説明をさせていただきました。
小高進学塾は塾の激戦区にあるのですが、周りはほとんどが個別指導塾です(徒歩10分圏内に10塾ほど個別指導塾があります)。少人数制の集団授業のメリットを多少なりともお伝えすることができたかな、と思います。
小高進学塾では今日からが新年度授業となります。
ここで、改めて「小高進学塾ってどんな塾?」という紹介をしたいと思います。このブログを立ち上げて一番初めに書いた記事になります。下のリンクからご覧ください。
今年度も大網白里市の小高進学塾を宜しくお願いいたします。
4月5日(火)は春期講習最終日でしたので模擬試験を実施しました。(4月5日は始業式でしたが、午後は部活動もないとのことでしたので、この日を試験日としました)
テスト中の生徒の様子を観察することで成績アップのヒントを得られる場合があります。問題を解くスピード、残り時間の有効な使い方(見直しの仕方)、長文の読み方(本文へのチェックの有無)等です。
じーっと見つめ続けると生徒への無言のプレッシャーとなってしまうので、様子をさりげなく観察しながらテスト監督をしていました。
と、小6生に異変が。何やらフリーズしています。近寄って問題を確認すると、何と未習内容が出題されているではないですか! 生徒にその問題を飛ばして次に進むよう指示を出し、その他の問題のチェックをします。ありえないことに他にもありました。未習内容からの出題が合計3問もありました。年度途中ならまだしも(学校進度が遅れていれば、未習内容からの出題はありえます)、今回は新年度初回のテストですからね。テスト範囲は「前学年の復習」なのに、なぜこのようなミスが?
事前にチェックすれば生徒を混乱させることもなかったのですが、試験前に問題を見てしまうと授業に影響が出てしまう(あからさまに問題を教えることなどは絶対にしませんが、どうしても気持ち的にね…)ので私は見ないようにしています。こんなことがあると、次回からどうしようかとちょっと不安になります。
試験終了後にテスト会社に連絡をしました。当たり前ですが、その3問は全員正答扱いとしてくれるそうです。
しかし、単純な出題ミスが3箇所もあっては、「なぜ先生はこのようなテスト会社を採用しているのですか?」という話になりかねない事態です。さらには、「先生、これ習ってません」という生徒の訴えがあったとして、もしうっかり「そんなことはないよ。もう一度よく考えてごらん」などと対応してしまったら、先生と生徒の信頼関係を損ねることにもなってしまいます。生徒からしてみれば信じてもらえなかった訳ですから。私は学年ごとの学習内容を大体把握できていますが、学生のアルバイト講師等なら十分起こりうる話ですよね。
人間のすることですからミスがあるのは当然です。しかし、今回の一件は深刻な問題でしたので、「申し訳ありません」を繰り返す営業担当の方にはちょっと気の毒でしたが、上記の話と今後繰り返して欲しくない旨をきちんとお伝えしました。(念のため書いておきますが、感情的に怒ったりはしていませんよ)
ところで、ようやくブログの記事内容が現実の日付に追いつきました。3月中に達成することはできませんでしたが、何とか新年度授業には間に合いました。
3月25日(金)から春期講習が始まりました。ありがたいことに外部からも3名の参加がありました。開塾してから半年が経ち、少しずつですが小高進学塾が認知されてきたようです。
以前のブログでも紹介しましたが、春期講習は「勉強会」形式となり、個別に学習内容を設定します。参考までに今回の春期講習での一例を紹介します。
Aさん…分数計算のまとめ2コマ、割合の文章題3コマ、速さの文章題3コマ、説明文の読解演習2コマ
Bさん…小5~中2までの計算および方程式の解法の総まとめ30コマ(分数・正負の数・文字式・一次方程式・連立方程式)
Cさん…回路と電流・電圧2コマ、オームの法則2コマ、幕末~明治維新4コマ
短い講習ですが、きちんと目的意識を持って取り組めば必ず成果は上がります。頑張っていきましょう!